2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
○源馬分科員 いろいろ新聞報道によりますと、当初、安倍総理が蔡英文総統宛てということでメッセージを出したことに対して、中国の外務省の耿爽報道官から、厳正に誤りを正し、中日関係に新たな妨害をつくらないように促すと批判したと、日本側に厳正な申入れを行ったことが明らかになったという報道がありましたが、こういった事実はありますか。
○源馬分科員 いろいろ新聞報道によりますと、当初、安倍総理が蔡英文総統宛てということでメッセージを出したことに対して、中国の外務省の耿爽報道官から、厳正に誤りを正し、中日関係に新たな妨害をつくらないように促すと批判したと、日本側に厳正な申入れを行ったことが明らかになったという報道がありましたが、こういった事実はありますか。
そこで聞きたいんですけれども、歴代内閣は引き継いでと、いつもこのパターンを繰り返しておられるわけですけれども、やはり、日中会談でいうと、王毅外相からは、日本がどういう態度であの侵略戦争を扱うかが中日関係の政治的基礎にかかわると述べたと言われています。報道ではそうなっています。
その次にお聞きしたいのは、共同記者会見でどう言っているかということを見ますと、中国の王毅外相は、近年、とりわけ中日関係、韓日関係では歴史認識の問題が困難をつくり、協力を妨げ、三カ国の共通利益にもかなっていない、戦後七十年が過ぎて、三カ国にとって歴史問題は過去形ではなく現在進行形だ、歴史を直視して未来を切り開くこと、これが今回得られた三カ国の共通認識だ、また、最も重要で意義のある成果だと。
この際に、安倍総理からの親書を届けさせていただき、習総書記より、総理に対して、新たな中日関係への大きな貢献を期待しているとの伝言を受け取るとともに、互いに大局的な立場に立って、戦略的互恵関係を推進していくことを確認してまいりました。 国家と国家の難局打開には、政治家、指導者同士の対話が大事であります。
当時、日本側も支持していたことを強調し、「歴史の事実を否認すれば、何も得ないばかりか、中日関係の改善にも無益だ」と主張した。日本側も当時支持していたことを強調する会見を行っています。 このことについて、外務大臣として、中国側のこの会見について認識をお尋ねします。
確かに一部の人はこういう問題をかりて中日関係に水を差したがっている。だから、両国交渉の際はこの問題を避ける方がいいと思う。こういう問題は一時棚上げしても構わないと思う。十年棚上げしても構わない。 こうおっしゃっているわけでありますが、これはトウショウヘイ氏が一方的に言った言葉であって、日本側が合意をしたということではございません。
このときも、中国の大使館のホームページに、ダライ・ラマは宗教の衣をまといながら反中国分裂活動を行う政治亡命者だ、そして、日本から彼の反中国分裂活動への支持を求めつつ、改善発展しつつある中日関係を妨害する云々かんぬんと書いてあって、ダライ・ラマに会わないように申し入れましたと。
日本は、またアジアの一つの国として、また中日関係に関しても、中国の今の発展状況もよく理解されていると思いますが、また、中日関係の協力によって両国に非常にいろんな絶大の利益をもたらしてきました。また、環境分野でもっと協力すれば、中日協力の分野の中で新たな分野じゃないかと思っております。 そういう線に沿って、これからもどんどんどんどんその面の協力を是非深めていきたいと思います。 以上です。
例えば、二〇〇六年四月四日中国外交部の報道官の定例記者会見、この文書をたまたま見たんですけれども、これはちょうど昨年四月の反日デモから一年たった後のコメントなんですけれども、中日関係の今後にどんなことを期待するかというような話です。そういう中に、「日本の一部指導者が歴史問題で間違った態度をとり、靖国神社参拝を続けていることにある。」というようなことを書いています。
この会談の一日置いて二十五日でしょうか、中国外交部の劉建超という報道局長、スポークスマンが麻生大臣について、麻生外務大臣は我々が中日関係、中国側からですから、中日関係を改善、発展する上で協力すべき重要な同僚であると、重要な同僚であると、こういう論評をしたわけでありますが、この点についてどんなふうに受け止めておられるか、お尋ねをしたいと思います。
それに対して、「中国大使館スポークスマンのコメント」として、「一、三月八日午後、外務省から中日関係について大使と意見交換したいとの連絡があった。正式の申し入れとの明示はなく、具体的なテーマの提示もなかった。 二、たまたま当日大使主催の重要な行事などを予定していたため、双方が相談した結果、翌日に会うことにした。」
中国は、中日関係の政治基盤を破壊したと厳しく批判して、町村外務大臣の訪中を受け入れがたいとして事実上拒否することを表明しました。韓国も、今月末をめどに調整していた外相の訪日を適切でないのではないかというふうに述べるとともに、日韓首脳会談についても、首脳会談を進めることが適切かどうかさらに考えてみなければならないと述べております。
それ、靖国神社の問題というと、中日関係の悪化の反映であると。それは原因では、中国の方からいうと、やっぱりすべての原因じゃないけれども、中国人の方はやっぱり感情的の爆発になっていると。この爆発のところは、反映しているのは、特に中国は今、二十代、三十代の若者ですよ。 さっき国分先生言ったように、今ネットの世界だから、何でも、中国、若者、スピーチの発言できるんですよ。
なぜというと、中日関係の方はやっぱりこれから相互補完関係ますます強くなってきますから、やっぱり共通の利益の拡大を二国関係の基本というところで認識しないと、私の方は、まあちょっとやっぱり日中関係の方はやばいところ入っちゃうと、もちろんマスコミの方はばんばんやったら喜ぶかもしれないですけど、結局、経済の方は打撃を受けてると。
十一月二十二日に行われた日中首脳会談で中国の胡錦濤主席は、中日関係を進めるに当たっては、歴史をかがみとして未来に向かい、友好関係を前進させる、歴史は避けて通れない、困難は日本の指導者が靖国参拝をすることだと述べ、さらに、戦争を発動した戦犯に対しては中国人民は深く憎しみ、嫌っている、靖国神社問題を考えるとき、日本の指導者は被害国民の感情と日中友好の大局を考えるべきだと述べたと新華社通信は報じています。
特に胡錦濤主席は、中日関係は両国の対外関係の中でも最も重要な二国間関係だ、中国共産党政府は日中関係を重視しているが、新たな発展段階に引き上げたい、このように前向きな、さらに積極的な発言が何度もなされました。
○国務大臣(中谷元君) 私といたしましては、日中の防衛交流の進展を重視をいたしておりまして所要の準備を進めていたところでございますけれども、二十三日、中国側から、現在の中日関係にかんがみ、訪中及び中国艦艇の訪問を延期する旨の連絡がございました。
○国務大臣(中谷元君) 理由につきましては、二十三日に中国の国防部より在中国の日本大使館に対して、現在の中日関係にかんがみ、防衛庁長官の訪中及び中国艦艇の訪問を延期するという旨の連絡がありまして、我が防衛庁といたしましても延期を決定をしたわけでございます。
○益田洋介君 先日、アメリカのウッドロー・ウィルソン・センターが発表した報告書の中に、「中日関係 古い敵意と新しい可能性」という巻頭論文をパモナ大学のデービッド・アラセ教授が書いている。
侵略の歴史を美化するいかなる教科書も登場することを阻止し、切に中日関係の大局を希望する。また、韓国放送公社によると、外交通商相は二十一日、この問題の処理を間違えば、韓日友好関係に大きな傷をつけるおそれがある、正しい歴史認識をもとに、必ず円満に解決する必要があると強調したと伝えられています。
それが事実かどうかは別にしまして、その内部文書の中で言っているという内容についてなんですが、日本の国力はもう一流ではないと、日中関係を米中関係とか中ロ関係のような戦略的パートナーシップと位置づけるのは適当ではないとか、あるいは日本の実力と成長に関する認識に重大な修正を加えなくてはいけないとか、あるいは中日関係の重要性は中米、中ロ関係よりも低いとか、こういうことが書いてあるらしいんです。
そういう状況に対して、これも中国が制度的に、先ほどから話が出ておりますように、中米関係をどうする、中日関係をどうする、あるいは中ロ関係をどうする、そういう関係の方の修正によってとりあえずの浮揚を図っていくというか問題解決を図るという方向の対応策もありますけれども、もっと政治制度、経済制度にメスを入れた対応をしないと大変なことになる可能性があるんじゃないか、こう見るものであります。
したがって、私はそうした日中関係、二国間関係を中国側にもぜひそういう気持ちで、向こうから言えば中日関係と言うんでしょうか、が重要だと考えてくれていると思いますし、そのためにこの中日共同声明というものは遵守してほしい、大事なものとして守っていってほしいという気持ちを私は持っているわけでございます。